(雪に埋もれる牛道川)

 

2月24日 九頭竜川
久々の九頭竜川です。
川で会った釣り人によると、この日、高屋橋で2匹のサクラマスが釣れたらしい。ただ、全般的には、あまり釣れて無いようですね。彼らの釣果は、川ゴイ2匹だそうです。私は当然ボウズ。このだだっ広い川のどこにサクラマスが居るのか、私にはサッパリ判りません。2時間もルアーを振ってたら、もう飽きてしまった。それも、まっ昼間の時間帯だから、ド素人には釣れるハズもありませんよね。
ここで会う釣り人に声をかけると、当たり前のように「釣れませんね〜」と言う返事が返ってきます。それも、さも、楽しそうな表情で答えてくれるんです。うれしいですね〜。きっと彼らは(私も)、サクラマス釣ったこと無いんじゃないかな?宝くじを買う気分で釣りに来てるから、釣れなくって当然。期待だけで、十分楽しんでるんですね。一方、たまに居る「今日はダメですね」なんて言う人達は、多分、何匹も釣ってる人。表情も冷静で、私には親しみが持てません。でも、早く、そんな人の仲間入りがしたい。
下の写真は、福井市へ行く道すがら撮ったもの。3月から九頭竜ダムで釣る人、または、荒島岳に登ろうという人は、どうぞご参考下さい。
(林谷橋より九頭竜ダムを見る) (荒島岳遠望)


休漁日
先週は、川へは行けませんでした(本当は、ちょっとだけ竿を出したけど・・。)-
ここんとこ、なぜが仕事が忙しく、残業が続いてます。こんなことは、バブル期以来、久々の事。これも、取引先企業の営業努力の賜物ですね。この不況下の折、感謝、感謝!!
ただし、日曜日はしっかりと時間を取って、釣り努力してますが、その日に限って条件がいけません。土曜日は、けっこう温かくていいんだけどね〜。

毎年この時期に思うことは、2月解禁は、早すぎますね。3月解禁で十分です。毛ばり師としては、4月解禁でも全く問題無いのですが、それではトレスがたまりすぎ。やはり、3月解禁がベスト。2月はやっぱり釣れないし、危険がいっぱい。去年は牛道川で、ゆきを踏み外した人が2人も亡くなってます。それに、ようやく釣れたとしても(私は釣れなかったが)ボロボロの放流物。 そういうのは、ちょっとネ〜。

今回は、負け惜しみをグチッてしまいました。
今期、私はまだ魚に触れてもいませんが、これから、どんどんと魚いじめに勤めたく思ってます。
今後も飽きないで、このHPを、どうぞご贔屓に・・。       



3月10日 M湖
午前中、栗巣川で、30分ほど竿を出しましたが、全く釣れる気がしません。水位はやや増水で、気温も暖かい。きっと、イクラ使ったらいい釣りができるかも・・。エサ釣師も、けっこう居ました。

その後、M湖へ。
実は、昨日、キャプテンU氏達が、そこでトローリングをしたらしい。薄暗いうちからボートを出して、50cmのマスを筆頭に各人好い魚を釣ったとの事。マイナス9度の気温の中、彼らは、そうとうの強者です。
この日、私はO橋下に入りました。もちろん、融通の利かないフライです。本湖は濁りがあるものの、ここは透明。好い感じです。でも・・・。やっぱり釣れなかった。ウグイも釣れない。タイプUのシンキングラインじゃ、ムリなのかな?
さて、帰り道です。水位が低いせいで、湖面から道路までの落差は、80m位か?。距離としてはその倍以上。これがきつかった。私は途中で3回ほど休みましたね。トローリング師達は、この斜面をボートとエンジン等を担いで登ったのか・・!!。恐るべし、トローリング師・・、ですね。

そろそろ、私も魚が釣りたい。このHP上の写真も川の風景ばかりで、飽きてきた。早く魚の写真を載せたいよ〜。



山翡翠No.20(7’3”#3)
出来たてのホヤホヤ。まだ、湯気が出ているくらいの新作ロッドです。
今回は右写真の表面焼入れ処理をしたバンブー材を使用したため、出来上がりの竿は、随分と黒くなってます。おまけに、フェルールや、リールシートの金具やらを、ガンブルーフィニッシュ。益々黒い竿になりました。この竿を一年ほど使い込めば、グリップも黒くなって、結構シブイ物になりそうです。
竿の調子は3番用。焼き入れしすぎたせいで(本来、炭化寸前まで焼き入れするのがベストらしいが、今回は、一部、炭化してしまった。堅くなるのは良いが、強度に不安あり)3番のバンブーロッドとしては、やや硬調。パラボリックアクションってやつですね。
早く、この竿を使える時期が来ないかな。

今日17日も、御母衣湖でボウズ。前回の反省を踏まえて、レッドコアラインを使ったシューティングヘッドシステムで望むも、強風に煽られたランニングラインのせいで、トラブル続出。狙いは良かったと思うんだけどね〜。
来週は、イクラでも撒こうかな。それとも、九頭竜でルアー撒こうかな。・・・・・とほほ。



3月21日 鹿倉川
(雑巾アマゴ) (スレ掛かりの天然アマゴ)
今日、ようやく今期の初アマゴを釣りました。
釣具屋の話によると、17日に、釣り大会をやったらしい。意外に多い釣り人は、その残りアマゴ狙いのようです。私の入ったポイントの小さな淵にも、10匹ほどのアマゴが見えました。その中で1匹だけライズしてた魚が、今シーズンの初物。山翡翠No20を心地よく曲げてくれたそのアマゴ(20cm)は、ボロ雑巾のようにお粗末なアマゴでした。
その後、上流へ移動。ここには、釣り人は皆無。「放流が無いから釣れないのかな〜」なんて思ってたら、ここで、12cmと17cmのアマゴが釣れました。こっちは天然物。やっぱり綺麗な魚がいいですねー。

この日は、水位はほぼ平水ながら、強風と冷たい雨。それでもカゲロウ達は、数は少ないもののガンバってハッチしてました。この分だと、4月に入れば、鹿倉川・オンボ谷あたりは、良い釣りが出来そうです。




3月31日 オンボ谷
3日ほど前の雨のせいで、各河川とも、随分と増水してます。長良川本流筋では、雪代も入り、釣り人も敬遠ぎみ。この日、白鳥から八幡へ行く途中には、全く釣り人をみかけませんでした。
和良、鹿倉川・オンボ谷の様子も、やや増水。釣り人はパラパラと見かけました。適度な水量で、エサ釣りには、ちょうど良いみたいですね。ただ、この時期のフライには、ちょっと多め。不安を感じながらも、オンボ谷に到着しました。

この谷に来て、いつも思うことは、釣り人の少なさ。釣れる区間が短い事と、やや木枝が張り出してて釣りつらいせいかな?。今日も一組の釣り人も見かけませんでした。ロケーションも良いし、そこそこアマゴも出てくれるし、私、好きなんだけどな〜。地元の人の話によると、雨後に来ると大釣り出来るらしいのに・・・。これからも、どうぞ不人気な谷でありますように。
さて、釣果のほうは・・。17cmを1匹のみ。10〜14cm位のアマゴは10匹ほど釣ったけど、これは釣果とは言えませんね。やっぱり、フライには水が多すぎました。次回に期待。

今日のtrout news番外編は、面白かった。「・・・・・釣行に出陣出来なんだ」なんて言い回しは、のっけから、司馬遼太郎になりきってますね。この人の本読むと、誰でもそうなるのかな?。ブルースリーの映画見た後、みんな「アチョー!」って言いたくなるのと同じだね。trout newsは、毎回、羨ましいばかりのメールで、私はいつもジダンダ踏んでたんだけど、キャプテンU氏には、時々風邪ひいて寝込んでくれた方がいいかも。「うるとらうと」さんの登場も待ってます。